APOA BLOG

2025/01/20

三重県で店舗併用・兼用住宅を建てたい！建てるうえでの注意点は？

こんにちは。三重県津市の建築会社APOA（アポア）です。

 

住む場所と働く場所が同じ。そんな店舗併用・兼用の住宅、憧れますよね。

通勤などの時間も無くなり子育てなどにおいても安心。

お金の話をするならば、店舗の家賃分なども浮きますね。

あるいは、店舗部分を貸し出す、という考えをお持ちの方もいらっしゃるでしょうか。

 

しかし、そんな店舗併用や兼用の住宅ですが、建てるうえでいくつか注意しなければならない点もございます。

今回はその、「店舗併用・兼用住宅を建てる際の注意点」を、

三重県津市で建設会社を営むAPOAがご紹介しようかな、と思います。

 

 

三重県で店舗併用・兼用住宅を建てたい！建てるうえでの注意点は？

～目次～

1. 店舗併用住宅と店舗兼用住宅の違い
2. 土地による制限
3. その他の注意点：住宅ローンについて
4. おわりに：APOAでできること

 

 

１．店舗併設住宅と店舗兼用住宅の違い

（画像はアポアが手がけた店舗併用住宅）

 

突然ですが、皆様は「店舗のある住宅」と聞いて、どのような家をイメージしますか？

一階に店舗で二階に住宅、のような感じでしょうか？

それとも、もっと住宅と店舗が一体となったような感じでしょうか？

実はこの二つ、「店舗併用住宅」と「店舗兼用住宅」という風に区分されます。

字面は似ていますが異なる種類の住宅なんですね。

この区分は、次章の法令による店舗部分の制限にもかかわってきますので、

まずはこちらの区分からお話させていただきます。

 

 

店舗併用住宅

 

店舗併用住宅とは、「住宅部分と非住宅部分が、構造的または機能的に分離できる」ような住宅です。

一階部分が店舗、二階部分が住宅といった場合には、店舗という機能と住宅という機能をもつスペースが、

一階と二階に分かれているので、店舗併用住宅に当てはまりますね。

 

 

店舗兼用住宅

 

店舗兼用住宅は先ほどとは逆で、

「住宅部分と非住宅部分が、構造的または機能的に一体となっている」ような住宅です。

なので、住宅と店舗が一室に一体となったようなイメージの住宅は、

こちらに当てはまる可能性がありますね。

 

 

２．土地による制限

 

さて、そんな店舗付きの住宅ですが、勿論これらは店舗が併設されているという扱いを受けます。

そこで問題となるのは、国が定めた土地利用の規定です。

たとえば、閑静な住宅街で、ひっそりと営業する住宅併用のパン屋さん、なんて憧れちゃうかもしれません。

しかし、法律上で住居用での利用を指示している土地区画などでは、

そのような店舗付き住宅は、建てるのに制限がかかる場合があるのです。

これらも店舗併用住宅と店舗兼用住宅に分けて、大まかにではありますがお話させていただきます。

 

店舗併用住宅の場合

 

店舗併用住宅の場合は、店舗と住宅部分が構造・機能的に分かれている分、

店舗を営業しているという側面が強く出てきてしまします。

だからでしょうか、その分店舗兼用住宅と比べると、制限も強いです。

たとえば「第一種低層住宅専用地域」という場所では、基本的に店舗兼用住宅は建てられません。

この第一種低層住宅専用地域は、まさに閑静な住宅街に多いです。

 

店舗兼用住宅の場合

 

店舗併用住宅の場合は、住居という側面が強いこともあってか、店舗兼用住宅に比べて制限は少ないです。

なので、先ほどの第一種低層住宅専用地域にも立てることができます。そこは店舗兼用住宅にする大きなメリットと言えます。

しかし、その場合でも、非住宅部分が５０㎡以下という制限はあるので、

「思ったよりこぢんまりしている…」など、イメージと実際とのミスマッチには十分気を付けたいところです。

また、これは両店舗住宅共通ですが、第一種だけではない他の用途が指定された地域においても、

非住宅部分に面積の制限がかかります。

 

 

３．その他の注意点：住宅ローンについて

 

ここまで、住宅の種類によっては、思ったところに店舗付き住宅を建てられないかもしれない、

という注意点をお話してきました。

しかし、そのほかにも注意点がございますので、お話させて頂こうかな、と思います。

 

 

住宅ローンについて

 

店舗併用・兼用住宅の場合でも、

住宅ローンを利用しようと考えておられる方はいらっしゃると思います。

しかし、基本的には住居部分にだけ、住宅ローンは適用されます。

もし店舗部分に住宅ローンが適用される場合があったとしても、

非住宅部分の床面積が全体の５０％未満などの条件がある場合があります。

そうなると、非住宅部分の支払いはどうするのか、などの問題が生じる可能性がありますので、

注意しておきましょう。

 

 

４．おわりに：APOAでできること

APOA（アポア）では、以上のような注意点や不安点を解消するため、

店舗付き住宅のデザインはもちろんのこと、

ライフプランを踏まえた資金プラン、土地のことなど、

様々なご相談を承り、またご提案を行っております。

 

資金を考える

 

アポアでは、住宅ローン等のマネープランから税制までしっかりサポートしております。

ご予算に応じた無理のないプランをご紹介させていただきます。

また、契約後の住宅ローンのお申し込みまで、しっかり専門のスタッフがお手伝いさせていただきます。

 

 

土地を考える

 

土地の事もアポアにお任せください。

アポアは、土地情報も多数保有しており、土地探しからのお手伝いが可能です。

もちろん、先ほどの土地による店舗部分の制限等に関するご相談も含め、

今イメージしている土地が良いのか、それとも条件次第ではほかの土地が良いのか…など、

お客様の土地選びをしっかりサポートさせていただきます。

 

 

店舗付き住宅のデザインを考える

 

勿論、店舗付き住宅の間取りやデザイン面でのご相談もお任せください。

お客様の要望、イメージ、あるいはこうあったらいいな、などをぜひお聞かせください。

担当者が真剣に取り組み、アドバイスとプランのご提案をさせて頂きます。

 

また、以下のアポアにおける店舗併用住宅の施行実績ページも、ぜひご覧ください。

「店舗併用住宅ってこんな感じなんだ」「アポアはこんな家作るのか」など、

皆様のイメージを膨らませることができるかもしれません。

アポアの「店舗併用住宅」施工実績ページ

 

 

 

店舗付き住宅をお考えの方は、ぜひアポアにお問い合わせください。

些細な事でも、ご相談を承ります。

 

以上、アポアでした